食事の時の歯の痛み、、いやですよね。
普段は何ともないのに、最近、食べている時にズキっと痛む。
そして、この痛む歯が、一番奥の歯の場合、、、
まず、症状がある歯がどのような状態かチェックしてください。
下の奥歯は大きな口を開けて、鏡で確認できますが、上の奥歯は見えません。
もし、どなたかに口の中を見てもらえるなら、スマホのライトでもいいので、口の中に光を入れて、確認してもらいましょう。
確認ポイントは、金属、金属っぽいものが入っているかです。
金属の変色によっては、黒っぽく見えることもあります。
金属の詰め物、かぶせ物の歯の痛みは歯医者に行こう
この記事の前提は、一番奥の歯が症状を出しているということです。
一番奥の歯の症状は、なるべく早く歯科医師に対応してもらったほうがいいと考えています。
特に金属が使われた歯の場合は、数日以上、食事の時に痛みを感じるなら、行ってください。歯医者に。
早めに行けば、金属のかみ合わせをチェックしてもらい、金属が当たりすぎている部分がある場合は、かみ合わせの調整だけで終わる場合もあります。
しかし、放置した場合に、金属の下の、ご自身の歯が欠けたり、根っこにヒビが入ったり、割れたりすることがあります。
一番奥の歯は、すごく力がかかります。
変化も早いのが一番奥歯の特徴です。
口全体のかみ合わせは変わり続ける。それが原因
治療を受けたときは歯科医師は、かみ合わせをチェックして、調整して金属を装着します。
天然の歯はすり減っていきます。例えば、前歯に硬いかぶせ物などが入っていない場合、数年もたてば、前歯のかみ合わせは数年前よりも低くなっています。
この時、低くなった前歯のかみ合わせと同じように、奥歯のかみ合わせは低くなっていかなければ、全体としてバランスが取れません。
この時に、奥歯にある金属がすり減ってくれなければ、金属が原因でバランスを崩すことになります。
すり減らない金属が、強く当たりすぎてくると、歯の根っこにある歯周じん帯が力を受けすぎます。
この歯周じん帯が、無理に引っ張られて痛みを引き起こします。
詰め物やかぶせ物がはずれてくれれば、歯科医院で金属を調整してもらってから、入れなおしてもらえます。
ただ、かぶせ物の金属はそんなに外れません、歯が金属でかぶせられている場合は特に注意してください。
早めに、かみ合わせを調整すれば、それだけで済みます。
手遅れになると、歯周じん帯を損傷するだけでなく、根っこが割れたりして抜歯せねばならなくなります。
一番奥の歯の症状は特に急ぎましょう。