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歯痛3

くいしばり対策

今、上と下の歯は接触していますか?

リラックスできているときは、下あごが地球の重力に引かれて上あごから少し離れます。

したがって、上と下の歯は接触しません。

もし、今ただ、この画面を見ているだけなのに上と下の歯を接触させている場合は、くいしばるクセがあるのではないかと考えます。

口を閉じるときに、くちびるを閉じるだけで上と歯は接触させないようにしましょう。

ただ、「クセ」というのは無意識でしてしまうので、修正するには、少なくとも1か月ほど、常に自分をチェックしなければなりません。

昔、私は貧乏ゆすりをするクセがありこれを家族に指摘され、「やめなければ!」と注意しましたが、クセから抜け出すために数年かかった記憶があります。

今もやめたいクセがありますが、なかなか難しいです。

視界に入るリマインダーを使ってクセをチェック
  • 仕事終わりに、夕方に歯が痛くなる。
  • 部活が終わって家に帰ってくると、奥歯のほうが何となく重だるい感じになる。

このように、日中に、くいしばり時間が長いと ホッとしたときに疲れてしまった、歯が症状を出します。

仕事中にくいしばってしまうときは、仕事しながら、くいしばっていないかチェックできるように、以下のような工夫をおススメします。

  • デスクワークの方は自分のデスクのところに、目立った色の付箋を貼る。付箋が目に入ったら、上と下の歯が接触していないかチェックする。
  • 外回りをするときは、腕時計をいつもと違う側につける。左腕につけていた人は右手につける。腕時計を見るたびに、くいしばっていないか確認する。

など、仕事中にアゴの緊張がないかを確かめながら、やめたいクセを無意識にやってしまっていないか「思い出させてくれる(リマインダー)工夫をしてみてください。

ただ、力仕事の方や、スポーツ系の部活動をしている学生の方はどうしても、くいしばって動作をする必要があり、どうしても歯に負担がかかりやすくなります。

このような場合は作業中に夜に使うマウスピースをはめて負担を減らすようにすることも検討してください。

マウスピース(マウスガード、ナイトガード、スプリント等と呼ばれています)
  • 朝に、歯がしみる。
  • あさごはんの時に口が開けにくい。
  • 午前中に詰め物がはずれたり、欠けたりすることを何度か経験している。

このような症状がある場合は、睡眠中にくいしばったり、歯ぎしりする時間が長い可能性があります。

どなたでも、8時間睡眠とると15分ほどは、上と下の歯が合わさっている時間があるという研究もあります。

ただ、症状が出てくる場合は、睡眠中のくいしばりの力がとても強かったり、くいしばり時間が長くなっているので、歯や、歯を支える骨、歯周じん帯に負担がかかりすぎているのです。

起きている間は、噛んでしまうクセを「なおそう」と意識して努力すればいいのですが、夜寝てしまったら、気づきません。

このような場合は、夜間マウスガードをはめて寝ることが有効です。

マウスガードはネットでも購入可能ですが、自分の歯並びにはあまり合わないので、できれば歯科医院で自分の歯並びに合ったものを作ってもらってください。

はぎしりや、顎の調子が悪いといった症状が認められれば、医療保険が適応され、3割負担で2500円から5000円程度で作ってもらえます。

食事以外の時はかみ合わさない

症状が出やすいときはこれを実行してもらうことです。

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